商品トピックス
快適であり、なおかつ衛生的!
座り心地のよいクッションに丈夫な撥水カバーのよもぎ蒸し座布団。

こんにちは。
よもぎ庵鍼灸師の平沼公代です。
今回はよもぎ蒸し座布団に関して説明しますね。
座り心地と衛生面を追求したよもぎ蒸し座布団!
よもぎ蒸し座布団誕生秘話
私がよもぎ蒸しに注目したのは2002年ごろ。
鍼灸院を開業して1,2年の頃でした。
よもぎ蒸しを治療院に導入する前に
可能な限りよもぎ蒸し体験に行きました。
(そんなにお店も多くはなかったのですが)
関東方面に4店ほど
そしてよもぎ蒸しの本場といわれる韓国にて3店ほど。
その際に気になったのが
どのお店も「椅子にそのまま座る」ということ。
すごく気になりました。
気になったのは大きく2点。
・椅子にそのまま座るのは衛生的にどうなのかな…
・硬い椅子に座るとお尻が痛くなるよね…
これらの疑問を解決するべく
自社製造するときは座布団とカバーを作ろう!と決心しました。

快適、清潔、心地よく!
座るときにお尻が楽な座布団で衛生的によもぎ蒸し
当時、いくつかのよもぎ蒸しのお店を回ったのですが
クッション座布団がある店はなく
座面に布カバーをかぶせて座るというお店は、1、2店ありました。
私が製造するときは
座り心地を考えて座布団を作り
衛生面を考えてお一人お一人用に取り換え用の
布カバーを作ることにしました。
そうして出来上がった、よもぎ庵のよもぎ蒸し座布団


衛生的なよもぎ蒸しが実現!
日本は他国に比べ、過剰にきれい好き、過剰包装
つまり、ちょっと配慮・サービスが行き過ぎともいわれます。
しかし、それを「普通」として育っているので
よもぎ蒸しは、素肌で座るのに
座面に直接座る、というのは
やっぱり多くの方が気になると思うんですよね。
私はあまり細かいことは気にしない方ですが
その私でも、やっぱりかなり気になりました。
だからきっと、患者さんによもぎ蒸しをお勧めするとき
直接座るというのは抵抗があるヒトは
きっと多いんじゃないかなと。
衛生面はかなり気になっていました。
気になったからこそ
どうしても譲れない!という想いとなり
よもぎ蒸し座布団が完成したときには
すごくうれしかったのを今でも覚えています。
製造に苦戦したよもぎ蒸し座布団
衛生面、座り心地の追求から
よもぎ蒸し座布団を作ることにしたのですが・・・
実はですね、この座布団の製作は
すごくすごーく苦戦しました。
普通の四角いクッションではなく
・真ん中に穴が開いているという点
・熱して蒸気や汗が付くという点
この課題をクリアするよもぎ蒸し座布団の製造。
通常、そういう用途の座布団ってないですよね。
素材をどうするか?
どのような構造にするか?
製法をどうするか?
何度も何度も試作を繰り返して
遂に完成。
結果的に、ものすごく丈夫な座布団が完成しました。

これまでよもぎ蒸しセットを販売して20年以上たちましたが
セットご購入のお客様に口々に言われます。
「本当に丈夫で、長持ちしますよね」
ほとんどの方が、購入からずっと同じものを使い続けられています。
ここだけの話…
今まで書いてきた理由から
「よもぎ蒸し座布団と取り換えカバーはあった方がいい!」と
思う方は多いと思います。
誰もが納得するんじゃないかな?
けれど、今現在でも
よもぎ蒸し座布団と取り換えカバーなしの
よもぎ蒸しセット販売店も多いです。
実際ですね。製造したからこそわかる。
この座布団、布カバー作るの大変なんです!
私は前例がなかったので
自分でデザインも一から考えましたが
今は、弊社のものを含め
すでに座布団は出回っているので
デザインを参考にすることはできると思います。
が、これ、このデザイン。
製造するのがめっちゃ大変なんです。
つまり、採算取れない!となるだろうなと。
うちも取引先との付き合いも長いし
安定供給してくれていますが
作るのを嫌がられたりしました!
でも作り続けてくださっています。
丈夫でしっかりした製法のよもぎ蒸し座布団。
実際に手にとってみられるとわかりますが
とても複雑に作りこまれています。
なかなか、コスト面を考えても
簡単に製造はできない逸品なんですよ。
作ってくださる方に本当に感謝です。
ということで、今回はよもぎ蒸し座布団のお話でした。

