よもぎ蒸しと体のお話

<目次>
はじめに
1. 実は意外?よもぎは「無農薬が当たり前」な植物
2. 【最重要】漢方品質が、安心・安全の証である3つの理由
3. まとめ:本当に良いパックを選ぶために
はじめに
よもぎ蒸しパックを探していると、「オーガニック」「有機」「無農薬」といった言葉をよく目にしますよね。
「何が違うの?」
「結局、どれが一番安心なの?」
そう思ったことはありませんか?
たくさんの情報があって、一体何を基準に選べばいいのか分からなくなってしまうかもしれません。
この記事では、よもぎ蒸しパックの選び方で本当に重要なポイントは何かを、専門家の視点からお伝えします。
表面的な言葉に惑わされず、自分にぴったりの、安心して使えるパックを見つけましょう。
1. 実は意外?よもぎは「無農薬が当たり前」な植物
よもぎ蒸しパックを探していると、「無農薬」や「オーガニック」という言葉が安心の証のように使われているのを目にします。もちろん、農薬が使われていないことに越したことはありません。
でも、少し考えてみてください。
よもぎという植物は、皆さんもご存知の通り、とても生命力が強いんです。アスファルトの隙間から芽を出したり、手入れをしていない野原や山に、いつの間にか群生していたり。
わざわざ農薬をかけなければならないほど、虫がつきやすいタイプの植物でもありません。
つまり、よもぎは「栽培」されるというよりも、「自生」しているものがほとんど。
特別な理由がない限り、わざわざ農薬をかけて栽培するような植物ではないのです。
そのため、よもぎは「育つ期間中に無農薬であることは当たり前」だと言えるのではないでしょうか。
では、なぜ「オーガニック」や「有機」という言葉だけでは不十分なのでしょうか?
2. 【最重要】漢方品質が、安心・安全の証である3つの理由
よもぎが元々、無農薬で育つことが当たり前な植物だとしたら、私たちが本当にこだわるべきは一体何なのでしょうか?
それは、ずばり**「漢方品質」**です。
漢方品質のよもぎ蒸しパックには、私たちが本当に安心・安全だと胸を張って言える、揺るぎない理由があります。
理由1:必須の「試験認証」と「検査」
オーガニックや有機といった言葉は、認証を取得しなければラベルに記載することはできません。しかし、漢方資材として扱うためには、表示の有無に関わらず、必ず医薬品として必要な基準の試験を通さなければならないのです。
この厳しい検査では、残留農薬はもちろんのこと、残留放射能も測定済みであることなど、徹底した品質チェックが行われます。
たとえ無農薬で育ったとしても、近隣の農薬が飛散したり、土壌に昔の農薬が残っていたりする可能性はゼロではありません。しかし、漢方資材はそうした背景も考慮した上で、第三者機関による厳格な検査をクリアしているのです。
理由2:日本の「品質管理」がもたらす揺るぎない安心
漢方会社の品質管理は、私たちが想像する以上に徹底しています。
例えば、新しい材料を社外から持ち込む際にも、たとえそれがすでに市販され、信頼されている商品であっても、その会社が定めた厳しい検査をクリアしなければ受け入れてもらえません。
これは、製品の責任問題を考えると当然のこと。消費者の口に入るもの、体に触れるものだからこそ、妥協のない管理体制が求められるのです。
質の良いよもぎも、この優れた品質管理があってこそ、香りや風味を損なうことなく、最高の状態で届けられるのです。
理由3:植物のパワーを最大限に引き出すこだわりの製法
漢方品質のパックには、植物本来の力を活かすための製法へのこだわりが詰まっています。
- 刻まずにそのままの形状: 植物は、そのままの形の方がパワーが高いと考えられています。よもぎ庵のパックも、茎や根など、煮出すために必要な部分を除いて、葉はできるだけ刻まずに使用しています。
- 大容量: 刻まなくてもしっかり煮出せるよう、内容量はたっぷり30g。植物のパワーを余すことなく引き出せるように工夫されています。
- 遮光・真空パック: 香りや成分を損なうことなく、鮮度を保つために、保存に適した遮光性の袋で、空気を抜いた真空パックでお届けしています。
3. まとめ:本当に良いパックを選ぶために
いかがでしたか?
「無農薬」や「オーガニック」といった言葉は、確かに安心感を与えてくれます。しかし、よもぎという植物の特性を考えると、それだけでは十分な品質の証とは言えません。
ご自宅の裏山で摘んだよもぎを使うのも、新鮮でとても良い方法だと思います。しかし、商品として流通するよもぎ蒸しパックを選ぶ際には、本当に安心できるものを選ぶことが大切です。
表面的な言葉に惑わされず、漢方会社の厳しい基準をクリアした「漢方品質」のパックを選ぶこと。
それが、安全で心地よく、よもぎ蒸しを最大限に楽しむための、最も重要なポイントなのです。

